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No.12 マラソンを通じて禁煙をアピール 大切なのは正しい知識と健康!

広島市安芸郡 竹中歯科医院 竹中利彦 院長

--- 禁煙の推進をアピールしながらマラソンをされている
と伺いました。禁煙とマラソンを組み合わせる
ことになったきっかけは何だったのですか?

竹中院長:禁煙活動に関しては以前に当院の衛生士が、患者様の歯肉の状態が悪いままよくならないと悩んでいました。どうにかならないかと考えていたころ、知り合いの先生から「日本禁煙推進医師歯科医師連盟」の存在を教えてもらいすぐに入会しました。12年ほど前ですね。

第31回小豆島オリーブマラソン全国大会 出場時

--- 喫煙が歯周病に影響するのですか?

竹中院長:そうですね。血流が悪くなりますからね。ですから患者様には禁煙を勧めています。ただし、長いお付き合いができるように、相手に合わせてあまり強く言うことはしません。喫煙の影響は、本人は肺など内科の範囲だと分かりにくいですが口腔内だと直接見ることができるので分かりやすいと思います。非喫煙者との差もはっきり分かるので比較的自覚してもらいやすいですね。
マラソンは運動不足だと感じていたときに、学生時代に陸上部で走っていた友達に誘われたのです。そこで禁煙の輪が広がればと思って、禁煙マークを胸と背中に付けてアピールしながらマラソン大会に参加することを始めました。マラソンは患者さんやたくさんの人が見ているので、ある意味広告のようなものなのです。今では大会にも年に18回くらい参加しています。

第8回備北丘陵公園マラソン大会 出場時

--- たくさん出場されていらっしゃいますね。
反響はいかがですか?

竹中院長:禁煙Tシャツのおかげで、どこの大会に行っても声をかけてもらえます。患者さんには健康的な生活をしてほしいので、タバコを吸わないで適度な運動をすることの良さを知らせたいと思って行っています。

--- メッセージは確実に届いているのですね。
マラソンですが、普段から練習されているのですか?

竹中院長:仕事後、週に2・3日です。練習は1日10kmくらいまで。大会も含めると月間120kmくらい走っています。走ること自体が楽しいです。練習では友人、知人と話しながら楽しんで走ります。話し込んでいるとなぜか次第にスピードアップしていき、かえって速く走れるのです。大会の時はそれぞれのペースで走りますね。スピードと距離は控えめ。記録は二の次。特にフルマラソンは記録にはこだわりません。大会で付き添いの必要な人がいる時には、ゆっくりとその人に合わせて走ります。季節は真夏でなければ楽しめますね。8度くらいが走りやすいかな。

東京マラソン2010 出場時

当日は、みぞれ混じりの雨の中という非常に寒い天候でしたが、
何とかゴールまでたどり着きました。

--- 話しながら走る方が速いのには驚きです。マラソンを心から楽しまれているのですね。

竹中院長:そういえば、沖縄県の那覇市で行われるNAHAマラソンという大会がありまして、5回出ました。ちなみに完走すると琉球ガラスのメダルがもらえるのです。昨年も参加したのですが、実はそのあと中学校2校で禁煙の講演をしてきました。禁煙のための講演は幼稚園、小学校、中学校、大学でも行っています。

--- 講演活動もされていらっしゃるのですか?教育は小さいうちからが大切ということですね。

竹中院長:子供はまだタバコが健康によくないことを知らないので、「ニコチンに自分が支配されてしまうよ」と言うと、多くはイヤだと思うようです。飽きないように話すだけではなく、動画や紙芝居のようなものを使って講演しています。小学校の高学年や中学生には大人用の分かりやすいものを短くして話します。講演後に、先生に感想を送ってもらった中に、生徒が親子の連絡帳に「お父さんにタバコを止めるように言った」と書いてあったという内容がありました。これからもマラソンや講演など様々な機会を通して、禁煙の輪を広めていければと思います。

安芸歯科医師会が発行した禁煙推進パンフレット

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